お知らせ
2012.04.17
雛の宴
桜のつぼみが膨らみ始めた午後に
雛の宴を終了いたしました
昨年よりあたためてまいりましたあるお三人の方のご要望で、20名様がお集まりになりました。
誠に有難うございました。
まず、松尾芭蕉が使われた部屋を囲む庭からお入りいただきました。
待合では、貝合わせの入れ物である貝桶の三段それぞれに、
(初桜)(胡蝶)(菜の花)の菓子を入れお遊びしました。
その後、五部屋に点在するお雛様達を見学です。
これは、大正初期の御殿雛です。
天皇家が京都紫宸殿にお住まいの頃をイメージし造られたものです。
東京奠都される前のご様子です。
そして、いよいよ宴の始まりです。
金沢伝統芸能、闇笛で開宴のお知らせでございます。
笛を吹かれたのは、西茶屋街(美音)のひとみさんです。
ろうそくの灯りの中、しっとりとたおやかにお客様を幽玄の世界へといざないます。
その後は、春の舞、太鼓遊びへと宴は華やかに続きました。