お知らせ
2012.06.20
文化の違い -器編(扱い方)ー
英国の話題が持ちきりですね。
そこで、本日はイギリスの器と日本の器の扱い方を
ご紹介いたします。
こちらは、英国銀製のビスケットウォーマーです。
作りたてのビスケットが冷めないように
このウォーマーに入れ暖炉のそばに置いたそうです。
持ち運びしやすいよう持ち手はしっかりしています。
美しいですね。
(射水市 T邸にて)
変わってこちらは、日本の籠製の器です。
直接食材を載せたり、もう一つ平皿を置き食材を並べます。
持ち手はついていますが、繊細な作りで持つことはしません。
日本の器、特に織部焼きにこの形が多いのですが、
持ち手を持たないのが習わしです。
両手でしっかり底と側面を持ちます。
料理屋へ出掛けて、この器が出てきましたら、
思い出してくださいね。
(つば甚 庭にて)