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つば甚の部屋は、
本間に必ず次の間がついております。
一昔前ですと
次の間でお付きの方が控えていて
本間の方をお護りしていました。
次の間は
本間より一段下げてしつらいいたします。
この鶴の間の本間は 軸と置き花、
次の間は 色紙と掛け花にしてみました。
花は
庭で咲いた京鹿の子と石川の花である黒百合を生けました。
床柱は大きな南天。
二本寄り添っていますので
夫婦南天と申します。
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