つば甚のおせちEnglish
お知らせ 2013.01.16

寒中見舞い申し上げます(祝いの梅型)

新しい年を無事迎えることが出来るように

神様、ご先祖様に感謝し、無病息災を願い正月飾りをいたします。

そして、

1月15日の左義長にそのお飾りを燃してまた無病息災を願います。

 

つば甚も館中のお飾りを外しました。

でも、2月まで新年会が続きますので

祝いの品でお迎えさせていただきます。

 

こちらは、朱塗の梅膳です。

輪島塗で40年使っております。

石川県の塗りは、三代先まで持つように

塗り直しをしながら150、200年大切にいたします。

 

 

こちらも

ねじ梅のおちょこです。

 

正月と梅春用おちょこは数種類ございますが、

こちらはとても小さなものです。

ねじった花びらが無限大に広がっているため

子孫繁栄、事業繁栄、無病息災を願っています。

ここでも願いが込められているのですね。

 

日本の器の多くに願いやいましめの心が隠れています。

 

 

 

 

 

そしてこちらは、

玄関に鎮座する2メートル以上ある灯篭です。

 

よく眺めると、

薦(こも)をかぶせた灯篭の真ん中に

しゅろ縄で梅のお飾りがついています。

可愛いですね。

 

金澤の雪は 水分を多く含み、

その中に埋もれたり、屋根雪が岩となって落ちるため

むしろで編んだ薦をかぶせます。